フェミニスト、結婚を迫る 〜プロポーズ編〜
じゃあ、いつするの?
かくして、一回り上の先輩と結婚を見据えたお付き合いを始めたのですが……
(前回のブログはこちら)
feministwedding.hatenablog.com
つい先回りして将来を心配しがちな私は、
「え、じゃあいつするんですか、結婚。」という疑問が付き合って早々頭から離れませんでした。
- お金が目標額まで貯まったら
- 次の転勤を機に
- 奨学金(という名の借金)を返せたら
- 子供ができたから
などなど
カップルによっていろんな区切りのつけ方(つけられ方)があるのでしょうが
上にあげた区切りの例は、あくまでも
「結婚して同居すること」「世帯を同一にすること」を
前提とした時に区切りとして機能するものです。
私のケースでは、
- 私が働き続けたいということ
- 同じ会社で働いていること
- 2人の職種
が制約となり、同居を目指した結婚への踏み切りはできませんでした。
会社によってさまざまなのでしょうが、
私たちが勤務する会社は
①親戚・夫婦は同じフロアで働けない(別フロアならOK)
という内規があり
これに加えて
②営業はどの拠点もフロアは1つ
③営業拠点は全国主要都市に点在、隣り合う拠点でも新幹線で1時間以上の距離
との条件から、この会社で同じ営業でいる限り、
同拠点勤務はなく、同居も非現実的でした。
もちろん、同じ会社にいつまでもこだわる必要性はないのですが
片方が辞めても、もう片方が同じ会社に居続ける限り、全国転勤の可能性があります。
どちらかが「一緒に住むために」今の会社を辞めたとしても
フリーランスにでもならない限りどこかしらには拠点を構えなければなりませんし
働き続けてキャリアアップを目指す以上、相手に単身赴任をお願いすることもあるでしょう。
それでは「一緒に住むために転職」は意味を為さないことになります。
*2人とも退職についても双方の意志から選択肢にありませんでした。
また一方で、上記の制約から
「結婚の意思を会社に認識される前に、同じ拠点の勤務になってしまうこと」も避けたい事態でした。
2人とも(今のところは)同じ会社で働き続けたいと思っているのに、
同拠点勤務時に結婚することになれば、自動的にどちらかが別拠点へ異動することになります。
色恋沙汰で急遽ポジションのローテーションを組織に強いるのは、
自分たちにとっても周囲にとってもあまり喜ばしくないことでしょう。
それならいっそ、別拠点に勤務している今こそ、
別居前提で結婚してしまえばいいのでは?
そう決意するまで、あまり時間はかかりませんでした。
女子のプロポーズ方法はどこにも載っていない
結婚するタイミングについて決意を固めたはいいものの、
彼にプロポーズされるイメージが全く湧かなかった私。
……ていうか、プロポーズされる必要、あるか?
婚約指輪とかいる?(そりゃもらえれば嬉しいけど)
私がプロポーズしたって、いいんじゃない?
いや、してしまおう、プロポーズ!!!!
ほぼ即決でした。
どんな風にしようかな〜と考えながら、
Webで[女 プロポーズ]で検索して情報収集したのですが
これが全然載ってないわけです。
女性からのプロポーズ
= 男性に決め手の一言を言わせるまでどう持っていくか
なんですよ。(なんじゃそりゃ)
そこまでお膳立てして
プロポーズ「される」のを待つ人がたくさんいることに驚き。
結局、プロポーズは
相手の誕生日(6月)に泊まったホテルで、
誕生日プレゼントを渡すのに合わせてストレートに結婚を申し込むことに決めました。
「プロポーズは男の人に言わせないと、結婚生活に責任感が出ない」
「男の人もプロポーズはしたいもの」
など、
このご時世、耳を疑うワードもたくさん目にしたのですが
そう考える男性と そう考える女性がうまくマッチングしていたら
幸せなんでしょうね…。
幸い、相手はそういう考えの男性ではありませんでしたので、
(そういう昔ながらのタイプだったら付き合えてない)
プロポーズも無事成功。
入籍日を指定する形でプロポーズしたので
ふんわりと「結婚しようか〜」という雰囲気だったのが
その後のスケジュールなど具体的に立てられるようになったのが大変良かったです。
ここからいよいよ、本格的に
結婚に向けて動き出すことになります。